今年の冬はコロナとインフルエンザの同時流行が懸念されています。多くの人は抗体を十分に保有していないと考えられ、今夏、南半球で大流行したからでもあります。まさに感染症が猛威を振るう世の中です。
特別養護老人ホームときわ園では、11月中4回に分けて、ご希望をお聞きした上でご利用者にインフルエンザの予防接種を実施しています。同時に、職員にも呼び掛けて接種を受けるように推奨してきています。
国で決められた2022年度製造株は以下のとおりです。
A型株
A/ビクトリア/ 1/2020(IVR-217)(H1N1)
A/ダーウィン/9/2021(SAN-010) (H3N2)
B型株
B/プーケット/3073/2013 (山形系統)
B/オーストリア/1359417/2021(BVR-26) (ビクトリア系統)
なお、昨年から変更になったのは、A/H3N2株 とB/ビクトリア系統株の2株です。
社会福祉法人常盤会の理念は、「利用者の尊厳を保ち、安心して暮らせる福祉施設を目ざす」というものです。今回のインフルエンザ予防接種もその理念の実現に大いに寄与することと思います。