令和4年11月24日

特別養護老人ホームときわ園では、8月～9月本館2階において、そして10月～11月本館1階、2階において、新型コロナウィルス感染症が拡大し、それぞれ保健所よりクラスターの認定を受ける結果となりました。幸い、後半の期間においては11月24日に終息宣言が出され、安堵しているところでございます。とはいえ、長期にわたり、多くのご利用者に不便を強いることとなり、また、ご家族の皆様にも多大のご心配をおかけしてしまいました。さらに、未だに入院されているご利用者も数名おられ、ご家族の心痛も如何ばかりかと存じます。感染症対策にはこれまでも取り組んできたものの、今回のコロナ蔓延を許してしまったことは断腸の思いであります。

現在、ときわ園内では感染症対策を見直し、なぜコロナが拡大してしまったのか、どうすれば防げるか等、感染症対策委員会を中心に検証中でございます。今後もすべての職員に対する啓発や訓練を施して参る所存です。

これまで、ときわ園は様々な感染症と闘ってきましたが、今回ほど難敵だと感じたことはありません。ときわ園が所属する社会福祉法人常盤会の法人理念は「利用者が尊厳を保ち、安心して暮らせる福祉施設を目ざす」というものです。この理念の追求をまさに一から始める決意でおります。大変ご迷惑をおかけいたしました。

今後の皆様のご健康を祈願しつつ、これからもよろしくお願い申し上げます。

特別養護老人ホーム ときわ園
施 設 長 酒井 章年