上高地の清流
この度、社会福祉法人常盤会が、社会福祉連携推進法人｢青海波グループ｣へ加入することになりました。社会福祉連携推進法人制度は、厚生労働省が、介護経営の安定化、効率化、生産性の向上等を目的に、社会福祉法人の大規模化・協働化を図っていくことを提案し、令和4年からスタートさせた制度です。
社会福祉連携推進法人は、同じ目的意識を持つ法人同士が、その連携推進業務を通じ、様々な利益を享受していくための組織で、現時点で全国に21法人あります。青海波グループもその中の一つで、「幸せと心豊かさを未来へ」を基本理念として、令和4年12月に設立されました。現在、青海波グループには東京を中心に、千葉、埼玉の4つの社会福祉法人が加入していて、今後更に加入法人が増える予定です。詳細の情報は青海波グループのホームページ(https://seigaiha.or.jp/)をご覧ください。
「助言者が多いと計画が達成される」と言われるように、グループ内の各法人は、個々の自主性を保ちながら連携し、各法人で実施している優れた取り組みやノウハウを共有しながら一つの小規模な法人だけでは難しかった業務を行うことができるようになります。例えば、災害発生時の応急物資の提供、人材の応援派遣、人材確保のための採用・募集の共同実施、研修の共同実施及び講師の相互派遣、スーパーバイザーによる巡回指導、先進的取り組みをしている施設によるICT・ロボットの導入支援、物資の一括調達などが挙げられます。
今回のグループへの加入によって、常盤会が抱えている様々な課題を解決し、サービスの質向上を図っていくことができるものと期待しております。今後も青海波グループの一員となる社会福祉法人常盤会へのご指導、ご鞭撻をよろしくお願いいたします。
