ここ数十年の間に、理由無き事件がとても増えたように思います。
無差別殺人などもそうですが、「そんな理由で!?」という事件もかなり増えましたね。
ときわ園でも過去トラブルや事件にまで至らなかったけれど…ということがあったそうです。
そうした世情の中で、ときわ園でも防犯の取り組みを定期的に行うこととなり、今回は「家族面会を装った不審者の侵入」を、実体験しながら、千葉南警察署の方にご指導いただきました。

若い男性の警察官の方が不審者役をやってくださったのですが、いやー演技上手な上に力がめちゃくちゃ強かった(笑)
最初はこちらも面会のご家族の方に失礼がないようにしてなければと思ったものの、数々の不審な点によって疑義が生じ、最終的に武力行使で!と、力づくで立ち向かったものの、その場にいたのがほぼ女性職員ばかりで、男性職員1名+女性職員3名でも取り押さえできず。

ナイフも2本持っている設定で、不審者役の方がゴム製のナイフを取り出したものの、四苦八苦。ゴム製だったから刃の部分を持って取り上げようとしてしまいましたが、それでもなかなか取り上げできず、取り上げるにも結局刃の部分をたくさん持ちながら力づくで取り上げたので、実際のナイフだったら両手両指がとんでもないことになっていたと思います。

初めての、しかもいきなりなことで、職員間の連携もうまくできず、通報が遅れてしまい、更に通報して警察が来るまでの5分間、ずっと取り押さえていることがまた大変で、5分が15分20分のように、すごく長く感じました。緊迫した状況下にいる当事者だと、「まだ!?」「まだ来ないの!?」「遅すぎる!!」とみんなで叫びながらの訓練でした。

最後にみんなで振り返りを行い、遠目にナイフの柄のようなものに早くから気付いていた職員もいたので、その段階でもう通報して良いことや、「さすまた」というY字型の道具を正確に使うことで、非力な女性2人組でも力のある男性の取り押さえに成功しました(気分は薙刀で武士に挑む女中のような気分でした(笑)。


ただし正確に使わないと、自分達が怪我をしてしまったり、相手に道具を取られてしまうこともあるため、慎重に適切に扱うことと、さすまたが見ての通り大きなものなので、縮小しても場所をとるため、取り出しやすい・分かりやすい場所に置くということも、重要ながらも難しかったです。

今後もときわ園では毎年1回以上、実用的な防犯訓練を取り組んでいき、安全安心な施設作りを目指していきます。