ときわ園は、特別養護老人ホームという、社会福祉に携わる施設です。
そうした福祉に関わる役割を担っている自分達が、福祉の取り組みを、まず自分達の施設内でできていなかったら、それって福祉の在り方として、ちょっと違うかな?っという気がしますよね。
では、ときわ園ではどうなの?っというと、もちろん行っている…、以上に!
周りからも称賛される取り組みを実施しているんです!!

先日、障害者理解促進セミナーというものが、ホテルの大ホールで行われました。
参加者総勢135名という、とても大規模なセミナーでした。

【内容】

○障害者雇用の現状について

○障がい者雇用で業績改善~人的資本戦略としての障がい者雇用~(基調講演)

<講師>
・横浜市立大学都市社会文化研究科教授 影山 摩子弥 氏

○障害者雇用の取り組みについて(パネルディスカッション)

<パネリスト>

障害者雇用優良中小事業主(もにす認定企業)

・医療法人社団知己会事務局長 中山 雅靖 氏
・社会福祉法人常盤会 特別養護老人ホームときわ園事務長 石本 春樹 氏
・アシザワ・ファインテック株式会社 人事総務課長 宮下 絢 氏

そうなのです。
ときわ園が講演を聴く側、というだけでなく、なんと!
障がい者雇用の取り組みを評価されて、多くの企業・施設が参加・参入されている中で、講演発表も行いました!!

ときわ園では現在4名、障がい者手帳を持つ職員が活躍しています。
働き方や業務内容は各個人とよくヒアリングを行い、また随時見直しを行いながら、体調や状態の変化に寄り添った働き方を提案しています。あくまで、「提案」しているところが1つ大事なところで、働き方や業務内容を一方的に決めてお願いするのは、「押しつける」ことだと思っています。勝手に能力や障害のことを決めつけられたら、誰だって不快ですよね。だからあくまで「提案」して、一緒に働き方を「模索」していく。それがときわ園で働くということ。

でもそれって、健常者の人達でも実は難しくないですか?押しつけの仕事をさせられている人達ってたくさんいますよね。健常者だからこそ難しい、とも言えるかもしれませんが、ときわ園はそれぞれの事情を寄り添うことをとても大事にしていて、短時間正社員という働き方や男性の育休取得の実績もあったり、子供の看護休暇や親の介護休暇なども休暇としてあるので、家族との時間も大切にしながら働ける環境が整っています。

外国人職員も多数いますし、障がい者に限らず、多様な働き方をみんなで補い合いながら行っていく環境づくりができています。

今後も今のときわ園の良さを大切にしながら、多様性を尊重した施設づくりを目指します!