寒さが冴えてくる時期になってきました。
緑豊かなときわ園にも、季節の変わり目がやってきているようです。
ときわ園に植えられた木々も色づきが変わっているものも見受けられるようになりました。
ところで紅葉、というとカエデやモミジが思い浮かびます。どちらも美しいですよね。
ときわ園で、最近目に鮮やかに色づいたのはドウダンツツジでした。
正面玄関へ向かう途中に見える、目の覚めるような美しい色です。
また、日のあたり方が違うのか、玄関前に植えられた同じドウダンツツジは緑の葉のままに愛らしい花を咲かせています。
ドウダンツツジ、漢字で書くと「灯台躑躅」「満天星」と書かれるそうです。
枝分かれの仕方が、古い時代に宮中行事で用いられた結び灯台に似ているから「灯台」→訛って「どうだん」。また「ツツジ」には諸説ありますが、「続き咲き木(ツヅキサキギ)」からつけられたというお話もあります。
「満天星」は、中国の伝説が由来になっているそうです。
植物ひとつとっても、素敵なお話が沢山こめられているのですね。
ときわ園に来て、色々な植物にめぐり合うようになりました。
ボランティアの方や、利用者様が参加される園芸クラブ、色々な方々のお力で、毎日美しい庭や植物に出会い、心が豊かになっていくようです。
お近くにお寄りの際は、是非お庭をご覧になってくださいね。