特別養護老人ホームときわ園の象徴の一つである看板。数週間、機器故障のため夜間にライトアップしませんでした。この度修理が完了し再び夜間に光が灯るようになり、暗い中でもあの美しい看板が引き立つようになりました。
この看板は5年前に設置したもので、制作はロートアイアン老舗メーカーよし与工房。ロートアイアンとはもともとヨーロッパで発達した錬鉄技術を用いた製品のことをいいます。フェンス、バルコニー、階段の手すり、パーティション、扉などさまざまなところで使われています。歴史は古くローマ時代にまでさかのぼります。本来はすべて手作業による鍛造の手法で制作されてきましたが、最近は機械化、工業化の手法との組み合わせも見られます。ときわ園の看板もこのような方法で制作されました。
専門スタッフにより綿密な設計が行われ、京都市郊外の亀岡市にある工場で丹念に制作されました。職員による工場検査を経た後に、平成27年3月22日竣工しました。以来、5年以上にわたり、特別養護老人ホームときわ園の象徴の一つとして多くの方々に親しまれてきました。今後もライトアップされた美しい光景で多くの人々を魅了することでしょう。