2019年10月25日(金)には、太平洋側を通過した台風21号の影響で、千葉や福島で記録的な大雨となりました。至る所で冠水となり、道路が寸断され、夜中まで大渋滞が続きました。ときわ園周辺の道路も数か所で冠水し、昼ごろには、敷地入口に面する県道が水没して、一時”陸の孤島”になりました。ときわ園が開設されて36年以上になりますが、こんなことは初めてのことでした。

 ときわ園入口が冠水。車も走行不能に。

幸い、入口に面する県道の冠水は雨が弱まると引いていったため、車の出入り自体はさほど影響は受けませんでした。しかし、周辺道路の渋滞がひどく、デイの送迎や職員の帰宅には苦労しました。

ときわ園の敷地は周辺よりも高い位置にあるため、めったなことで浸水はありませんが、今回は、雨のピーク時に新館玄関に浸水してきました。しかし、あらかじめ準備してあった土のうで浸水を食い止め、皆で水を掻き出し、フロアまで水が入ることは防ぐことができました。

 排水溝の能力を超えてしまいました。

今回は建物への被害はほとんどありませんでしたが、今まで経験したことがないような大雨によって周辺が大きな被害を受け、交通手段への影響も大きく、防災対策に関して新たな教訓を学びました。