9月8日(日)の夜中に関東地方を直撃した台風15号によって、当園でも多くの被害を受けました。建物自体の被害は軽微でしたが、敷地内外の木が多数折れてしまいました。敷地内の山桜が何本も折れたことに加え、特に職員駐車場の奥の杉林が壊滅的な被害を受けました。風向きの関係で幸いにもほとんどの杉が向こう側に折れてくれましたが、見慣れた景色が一変しました。

 2年前の駐車場造成時

 台風15号の後の様子

また、停電も3日半続きましたが、水については、備え付けの発電機やポータブル発電機で汲み上げることができ、生活用水は確保できました。電気は、木曜日の夕方に東北電力の電源車が到着して仮復旧し、金曜日の午前中に本復旧しました。当園にとってもかつてない長時間にわたる停電でしたが、職員が一丸となって、またご家族様や関係業者の方々の協力で乗り越えることができました。

敷地内外の倒木も、すぐに造園業者に依頼し、9月中には危険な箇所はすべて撤去したので、10月の台風19号の際には倒木はほとんどありませんでした。

今回の経験を、今後の防災対策に生かしていきたいと思います。