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施設長 田中敬三

先の7月号のときわだよりに、三枝弘朋理事長の就任の挨拶が掲載されました。常盤会もこれから新たな時代を迎えていくことになります。
そこでときわ園のご紹介の意味も含めて、これまでのときわ園の成り立ちや歴史について簡単に触れておきたいと思います。千葉市には現在50の特別養護老人ホームがありますが、ときわ園は民間では4番目に開設された特養で、約37年の歴史ある施設です。千葉市中央区にある斎藤労災病院の創設者、斎藤春雄氏が社会福祉法人常盤会を立ち上げて初代理事長となりました。ときわ園がオープンしたのは1983年4月9日で、その6日後に東京ディズニーランドがオープンしました。
その後、1990年に三枝俊夫氏が2代目の理事長となり、平成2年から31年までまさに「平成」の時代のほとんどを29年間にわたり理事長として重責を担って常盤会の発展に貢献してきました。
そしてまさに令和の時代の幕開けの令和元年6月に、新たに三枝弘朋氏が3代目の理事長として就任いたしました。法人設立以来37年間という長きにわたり2人だけが理事長が務めてこられこのたび3代目の理事長となりますが、これは実に法人が長期間にわたり安定して運営されてきたことを物語っています。
令和の時代に入り団塊の世代が高齢になり、ますます介護のニーズが大きくなってきますが、これからも先人たちが残した良いものを受け継ぎ法人理念に根ざしたより良い介護サービスを提供して、地域に愛される福祉施設として職員一同さらに励んでいきたいと思っています。