ときわ園のBCP(事業継続計画)において、停電時における電力供給は最重要項目の一つです。昨年3月には補助金を活用して据付型非常用発電機を設置しましたが、全館の電力を補うものではないため、停電時には引き続きガソリン式ポータブル発電機も併用しています。しかしガソリン式のものは屋外に設置しなければならず、設置場所からコードリールを数十メートルも屋内に伸ばしていかなければなりません。また、普段は倉庫に収納してあるため、特に夜間に突然停電になった場合は宿直が一人で設置しなければならず、重労働となります。

それで、停電時における初動対応に備えて、NHK歳末たすけあい助成金により、ポータブル電源を購入させていただきました。「Jackeryポータブル電源1000」というモデルで、今回は3台購入しました。このポータブル電源とLEDワークライトとの組み合わせで、主に夜間のフロア照明に活用することを想定しています。また、介護ベッドやエアマットの電源として、必要な所に運んで使うこともできます。

停電時のみならず、工事やイベントなど様々な機会にも活用できるようにしたいと考えております。ありがとうございました。