特別養護老人ホームときわ園本館からの「ぐっジョブ!レポート」(※)です。

お一人の女性ご利用者の食事摂取量が低下していました。そこで、多職種でケアを話し合い、実行・評価・修正を繰り返し、食事量アップに繋げることに成功しました。いくつかの方法を実行しましたが、その一つは日光浴です。

夜間0時ごろまで開眼されていることが多く、昼夜逆転の可能性があることが分かりました。生活リズムを取り戻すために、午前7時45分に離床し、廊下または居室にて15分ほど日光浴をし、その後朝食、この日課を2週間ほど続けました。その間、朝食0は3回のみ、その他は1割~10割の間ではありますが摂取できるようになりました。日中の覚醒状態も改善し、表情も以前より良くなられました。

ちょっとした気づき、思い、意識から始まる介護の展開。「これぞ、介護!」かなと思いました。

※ご利用者とのふれあいの中で見つけた、「にやり」としたことや、「ほっと」心が温まるエピソードをみんなで共有するためにときわ園で使用しているレポートです。