避難訓練前の夜勤職員と宿直との打ち合わせ

特別養護老人ホームときわ園では、日中であれば多くの職員が働いているので災害対応しやすいですが、夜間ではそうはいきません。夜勤介護職員が4名、夜勤介護補助職員が1名、宿直1名の合計6名しかときわ園にいないのです。どうしたらよいのでしょうか?

カギは訓練です。特別養護老人ホームときわ園では、毎年3月に夜間帯を想定した避難訓練を実施しています。今回は、夜間に大地震発生、それに続き火災が発生という想定で行ってみました。上記の6人のみでの訓練です。不幸にもその前日に設備工事の関係で計画停電がありましたが、停電復旧後、非常用放送設備が故障。そのような最悪な状況の中で訓練突入かと思いきや、訓練直前に非常用設備が復旧し使用できるようになりました。良かったです!

非常放送設備からのアナウンスの実況です。

「ただ今、大きな地震が発生しました。地震です!大きく揺れています。可能な人はテーブルの下などに身を隠し身の安全を確保してください。エレベーターは絶対に使用しないでください。」

「揺れは収まりましたが、再び余震が起きる可能性がありますので注意してください。念のため、職員はヘルメットを着用してください。車いすの利用者には頭巾を着用していただき頭を保護してください。また併せて被害状況の確認もお願い致します。」

「ただ今、自動火災報知器が作動しました。本館職員とS勤職員は消火器を持って本館地下に行き、火元を確認し消火してください。」

デイサービスセンターこもれびも通常の避難訓練として参加

デイサービスセンターこもれびでは、通常の避難訓練という形で参加しました。ご利用者のみなさんには防災頭巾を着用しご協力をいただきました。

特別養護老人ホームときわ園では今後も防災、減災を意識し、災害に備えてまいります。