特別養護老人ホームときわ園です。
春めいてきて、ときわ園の庭園の花もずいぶん咲いてきました。
今年も大きく美しく咲いた、コブシの樹の由来をお話いたします。
突然ですが、施設の重要な役割として「永続性」があります。
続けてご利用いただけるように存在していることです。
ときわ園は設立が1983年4月9日。
今年で38周年になります。
県内でも4番目の長寿施設です。
平成14年に天皇陛下(現在の上皇陛下)から、奨励賜りました。
同年12月25日に伝達式が行われ、御下賜金を賜りました。
同時に、ときわ園は優良社会福祉施設として表彰をされました。
賜ったご祝儀袋と、その時の新聞記事は今も大切に園内に掲げられています。
御下賜金をどのように使わせていただいたかというと。
冒頭の話に戻るのですが、コブシの植樹に使わせていただきました。
数年かけて土地に馴染み、今では毎年美しい花を咲かせています。
過日の台風にも負けず、ときわ園を見守っています。
コブシの花言葉は、地域にもよるそうですが「愛らしさ」「友情」「信頼」「友愛」「歓迎」。
人の好意的な感情に関係しています。
ときわ園では地域とのかかわりを持ち、初心を忘れず日々維持しています。