今年の10月は、ときわ園の庭で桜の木に花が咲いたり、ツツジの花が咲いたりしました。
桜やツツジは夏に花芽をつけて休眠し、越冬して春に花を咲かせます。
ですので、今の時期に花が咲くのは花芽が休眠することなく花を咲かせたということになります。暖かい日差しを春とみなして、咲いてしまったのでしょうか。
秋に紅葉し、枯葉を落としたりするのも木が春の活動に備え、冬の間は休眠に入る前段階といえます。
冬眠する動物として有名な熊は、寒い冬がやって来る前に皮下脂肪を蓄えたりして準備が整えば休眠に入れますが、準備が整わなかったり、温暖な気候で休眠しなくても大丈夫となれば起きているそうです。
動物園で飼育され食物に困らなければ、熊は休眠しなくなるそうです。
冬に休眠して春の活動に備えている動植物の姿をみると、
先を見て早めに良い準備をするように行動しようという気持ちになります。
普段の生活を振り返る良いきっかけとなりました。
10月に咲いているツツジの花です。