コロナ禍になる前は、利用者との外出イベントを時々企画して実施していました。
しかし昨年の春以降は、感染防止のために、外出の企画を立てることができなくなってしまいました。
幸い、ときわ園は広大な敷地があり庭園もあるので、時々利用者と一緒に散策に出かけて、気分転換を図ることができます。
とはいえ、できるのであれば、外出する機会を提供したいという願いもあります。
毎年、近くの村田川の瀬又という場所で、こいのぼりが設置されます。
以前はよく見に行きましたが、昨年は行けませんでした。
今年は、感染防止対策をしっかり行えば可能ではないか?と職員が立案し、
本館の利用者数名お連れして、車窓からのこいのぼり見物を企画しました。
4月後半に、瀬又のこいのぼりの周辺をドライブすることにしました。
マスク着用、常時換気を徹底して、出発しました。
久しぶりの外出に、参加した利用者の皆さんも喜んでくださいました。
そして、川の上で連なるこいのぼりが泳いでいるのを見て、一層笑顔になりました。
まだまだ外出するには難しい状況が続きますが、創意工夫しながら、
利用者に寄り添って、一緒に生活を楽しんでいきたいと思います。
車内から、こいのぼりを背景にして。