令和5年1月26日更新
特別養護老人ホームときわ園の看取りケアは令和２年５月から開始されました。それに伴い、看取り委員会を設けることになりました。開始前は「ときわ園ではどのような看取りケアができるのか」「利用者が安心に最期まで過ごせる環境を整えるには、どのような体制を整える必要があるのか」といった不安がありました。そのような利用者中心の看取りケアを本委員会で１年かけ話し合い、看取りマニュアルが完成しました。実施後も、どのように看取られたいか？その人らしい死とは？ など介護職員をはじめ多職種で悩みに悩み、ときわ園の看取りを考えてまいりました。
看取りケアは看取りが開始してからの看取りケアではなく、ときわ園に入居してからのケアの延長線となります。今まで暮らしてきた中の、好きだった食べ物・音楽・習慣・最期の思いを日常生活から知ることによって、「最期にどのように過ごしたいか」が見えてきます。
老い、死に行く過程をケアし、入居されている方が、人間としてどのように死を迎えたいかという選択の幅を広げる。そのことと共に、「その人らしい死」を全職員が協働し、実現させてまいります。「ときわ園に来てよかった。最期はときわ園で安心できた」と思っていただけるようなケアの実現を、今も考え続けております。
トピック記事
「家に帰りたい！」実現 ～看取りご利用者の願いかなう～（令和5年1月25日）
ときわ園で過ごすことができて本当によかった ～ご家族の思い～（令和3年12月23日 ）
ときわ園で「看取り」を始めて思うこと（広報誌 TOKIWA 2021 WINTER vol.202より）
