令和3年3月31日更新
特別養護老人ホームときわ園では、活動目的として「ヒヤリハット報告書・事故報告書を基に原因や傾向を分析・集計し、事故の再発防止について検討する」とし、事故防止委員会が設置されています。
その目的を達成するために、現在までに事故報告書による要因分析・ヒヤリハット集計による傾向分析をもとに、毎月目標の設定を行っています。さらに、昨年度より事故の予防に努めるために、3つの視点「本人要因」「支援者要因」「環境要因」から要因分析を行えるよう事故報告書の改訂を行いました。
今後においては、ハインリッヒ法則に基づく理論「1件の重大事故には29件の軽微な事故があり、300件のヒヤリハットがある」と同様に、ヒヤリハット報告の提出件数をさらに多く出るよう、Googleフォーム等でのICTの活用により容易に簡単に報告できるようなシステムの構築を進めています。
事故を分析する事により、事故予測を行い、事故を未然に防ぐ、最小限度にとどめる形を作り、また、利用者様の利用中の「安全」を守るだけではなく、法人理念の「利用者が尊厳を保ち、安心して暮らせる福祉施設」である「尊厳」、「安心」を柱にし、利用者様の「暮らしを」守る委員会として取り組んでいきたいと思います。